統計ワーク

ぼくとは2年ほどずれてるけど興味深い。
このポストの肝は数字ではなくて、後半のダイアローグだとは思うけど、あえて空気を読まずに精度を上げるべくグーグルワーク。

エクセルにぶち込んで1984年の4月から1985年の3月までの出生数を合計すると1,471,317人と出た。
元ポストの推定値では1,475,229人となっているので、誤差はそれほど多くない。
でも後述する死亡数と比較するための便宜上、本ポストでは1984年の1月から12月の数字(1,489,780人)を用いる。


死亡数について厚生省の公表している統計で年齢別のものを探したところ、平成9年から18年の10年間についての調査結果が見つかった。



死亡時年齢と死亡数のグラフを描いてみたところ、乳幼児期に亡くなる人数が圧倒的に多いほか、高校以降で亡くなる人数が増えていく傾向が見て取れる。
また、統計の年度によらずおおむね一定した傾向が確認されたので、1984年生まれの人の死亡数として、平成9年から18年(12〜22歳)の死亡数については実数を、それ以前(0〜12歳)の死亡数については平均値からの推定数を合計すると、9,781人となり、22歳まででおよそ1万人が亡くなっていることとなる。
元ポストの推定値とはかなり違うがなぜこれほどの誤差がでたのだろう。
割合を計算すると先に挙げた1,489,780人の1984年生まれのうち、22歳までで9,781人が亡くなるパーセンテージはおよそ0.66%。この数字を多いと見るか、少ないと見るか。
また、イメージを膨らましやすいように、いろいろな関わりのありえた小学校以降(6歳以降)の死亡数を同様に計算すると、5,120人、0.34%となる。


ぼくが小学校以降に同学年・同期として知り合ってきた人は千人もいないように思うが、少なくとも4人が亡くなっている。
2人は小さな事故で亡くなって、1人はニュースになるぐらいの大きな事故で亡くなって、もう1人は自らその道を選んだと聞いている。
この4人それぞれに、千人とはいわないにしても、数百人の同年生まれの知り合いがいて、同じように、それぞれに、その人たちの死をかかえている。


これからぼくが歳を重ねていく中で、同年生まれの知り合いも少しずつ、亡くなっていってしまうだろう。
生き返ってくる人はいない。
願わくば、別れが悔いの少ないものでありますように。
防げる事故は防げれば、治せる病気は治せればいい。
どうしても死という道を選ぶというのなら、それが止めようのないものにあなたが思ったとしても、せめてその前に話を聞かせてもらえないだろうか。