GSX400カタナ
まっく氏から借りて乗るなどする。
普段乗ってるのに比べてかなり前傾姿勢がキツいけど、その分左右の加重移動でウニウニ倒れて曲がる感じが楽しい。人に優しすぎない、というのはいいことだ。人間の重心が下がる上に、自然とシートへ座り込みにくいのが効いてる、という理屈になるのかもしれないけど。
音的な面もあってか、エンジンの吹け上がりが鋭いというような感じはない一方で、おとなしく走ってるつもりがかなりオーバーしてたりする。排気量1ランク差は結構大きい(グース350みたいなのはひとまず置いとく)。音はメカメカしいというよりも、ロボット的な印象。しかし400ccでこれならもっと大きいやつはもっと自制心とか、必要だろうなぁ。
バイクの性能は否定せんよ・・・
キリン (1) p.31
だがな そのポテンシャルを常に誇示せねばならないような強迫観念はつまりが人間が機械に振り回されてるとは思わんかね!?
これも正論だけど、乗る人を・使う人をおだてあげ、快楽をもたらすのは乗り物・道具の重要な側面のはず。
後部をストンと落としたデザインや、短いヨシムラ管のマッチングがいい。二刀流的なメーターも僕が生まれる前のデザインでありながら先鋭的。でも
クルマはウテルス(子宮)的願望であり 誰もが安らぐ母の子宮なのだ バイクは剥き出しのファルス(男根)的象徴である
キリン (3) p.21
というのは必ずしも当てはまらないんじゃないか。こんな卑猥な官能的なバイクだということは乗るまで知らなかったな。
人が跨り走り出さない限り不完全な姿で晒される
キリン (3) p.21
(参考画像はまっく氏に怒られなかったら後日掲載)